昭和の遊びを体験できる施設リニューアルオープン 豊後高田

29日の「昭和の日」にあわせて、豊後高田市では昭和の懐かしい遊びを体験できる施設がオープンし、訪れた人たちを楽しませています。

豊後高田市の中心市街地にある「昭和の町」は、昭和30年代の町並みを再現した観光名所として知られていて、29日、この中にある昭和の民家を再現した観光施設がリニューアルオープンしました。

施設には、木造住宅をイメージした昭和の遊びを楽しめるエリアが新たに設けられ、野球盤やサッカーゲームといったレトロなボードゲームのほか、レコードなどが置かれています。

オープン初日の29日は、早速、県内外から家族連れが訪れ、懐かしい遊びに親子で熱中していました。

中でも、家庭用ゲーム機の「ファミリーコンピュータ」が人気で、子どもたちが楽しんでいた一方、「ファミコン」世代の大人たちが子どものころに戻ったように真剣な表情でコントローラーを操作していました。

北九州市から家族で訪れた44歳の父親は「子どもの頃はこればかりしていたので、つい熱くなってしまいました。アナログな感じが懐かしいです」と話していました。

15歳の息子は「ゲームの画質が粗いけれど、それも味があっていいなと思います」と話していました。

また、ボードゲームで遊んでいた10歳の女の子は「家族みんなで盛り上がれるので、こういう遊びはすごく楽しいです」と話していました。