「地獄めぐり」にぎわう 別府市
大型連休を迎え、全国有数の温泉地、大分県別府市は異なる泉質の源泉を巡る「地獄めぐり」を楽しむ人たちでにぎわっています。
別府市では泉質が異なる7つの源泉をめぐる「地獄めぐり」が人気で、大型連休2日目の28日も多くの観光客でにぎわっています。
このうち、最も大きい「海地獄」は温泉の成分の硫酸鉄が溶けることで、源泉の色がコバルトブルーに染まります。
国の名勝にも指定されていて、訪れた人たちはもうもうと湯気が立ちこめる中で雰囲気を楽しんだり、マスコットキャラクターの鬼と一緒に写真を撮ったりしていました。
福岡市から訪れた小学3年の女子児童は「やさしい鬼さんと写真が撮れてよかったです。『地獄』がどんなところか見て回りたいと思います」と話していました。
また、愛媛県から家族で訪れた40代の男性は「コロナの影響も感じられなくなって、ふつうの大型連休という感じがします。子どもたちと楽しみたい」と話していました。