道の駅「たのうらら」のオープン 7月上旬にずれ込む見通し

大分市西部に観光客を呼び込もうと、市などが整備を進めている道の駅「たのうらら」について、大分市の足立市長はオープンがことし7月上旬にずれ込む見通しを示しました。

道の駅「たのうらら」は、高崎山自然動物園や水族館「うみたまご」など多くの観光施設がある大分市西部にさらに観光客を呼び込もうと、大分市が国とともに国道10号線沿いに整備を進めている施設です。

市によりますと、工事の分担は国が駐車場の大部分や屋外トイレ、市が建物の建設などで、当初、来月のオープンを目指していました。

市では建物部分の完成を先月末までと予定していましたが、工事の完了時期について、国と市の間で認識にずれがあったことから、来月末までに変更したということです。

さらに、建物の完成からオープンまでに従業員の教育や備品の搬入などにおよそ1か月が必要だとしています。

このため、足立市長は25日の定例会見で、「たのうらら」のオープンは7月6日の土曜日か7日の日曜日になるという見通しを示しました。

足立市長は「『福岡・大分デスティネーションキャンペーン』が6月に終わり、夏休みが始まるまでの間の新たなイベントとしてこの時期にオープンするのが大分市への関心の継続につながると思う」と話していました。