サッカーJ2 大分トリニータの運営会社 4期ぶり黒字

サッカーJ2 大分トリニータの運営会社 4期ぶり黒字

サッカーJ2、大分トリニータの運営会社のことし1月までの年間決算は、チケット収入などの売り上げが伸びたことに加え、選手の人件費を含めたチームの強化費を抑えるなどしたことから4期ぶりに黒字となりました。

大分トリニータの運営会社「大分フットボールクラブ」は、24日、ことし1月までの年間決算を発表しました。

それによりますと、チケット収入やスポンサー収入などの売り上げは18億6100万円で前の年に比べ3400万円増えました。

また、選手の人件費を含めたチームの強化費を前の年からおよそ2割減らすなどしたことで最終的には4700万円の利益を確保し、4期ぶりの黒字となりました。

トリニータは、昨シーズン9位に終わりJ1昇格のプレーオフ進出を逃しました。

こうした状況で黒字となったことについて、大分フットボールクラブの小澤正風社長は、「J1昇格の期待に応えられなかったのは申し訳ないが、経営の健全化は進めなければならない。J1昇格と経営の黒字を両輪にした仕掛けをやっていきたい」と話していました。