高崎山でことし初めての赤ちゃんザル誕生 名前は「デコピン」

高崎山でことし初めての赤ちゃんザル誕生 名前は「デコピン」

大分市の高崎山自然動物園で、ことし初めてとなる赤ちゃんザルが誕生したことが確認されました。
この赤ちゃんザル、大リーグで活躍する大谷翔平選手の愛犬と同じ、「デコピン」という名前がつけられました。

野生のサルを餌づけしている大分市の高崎山自然動物園によりますと、21日、ことし初めてとなる赤ちゃんザルの誕生が確認されたということです。

園では毎年、その年に最初に生まれた赤ちゃんザルの名前を一般から募集していて、ことしは797票の応募のうち52票を獲得した「デコピン」に決まりました。

「デコピン」といいますと、大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平選手の愛犬と同じ名前です。

「デコピン」は、22日午後、母親の「アキラ」の胸に抱かれて寄せ場に現れましたが、なかなか姿を見ることができず、訪れた人たちは懸命に探していました。

宮崎から来た親子は、「かわいいかったです。もう少し近くで見られるとよかったです」と話していました。

「デコピン」を最初に確認した高崎山自然動物園楽猿案内担当班の藤田忠盛さんは、「みなさんが投票して『デコピン』ちゃんという名前がつきました。元気ですくすく育ってくれればと思います」と話していました。

高崎山自然動物園のサルの出産は、例年8月ごろまで続き、ことしは150頭ほどの誕生が見込まれているということです。