約160匹のこいのぼり 宇佐市の富士見橋近くに揚げられる

来月5日のこどもの日を前に、宇佐市にある大正時代に作られた石橋の近くにおよそ160匹のこいのぼりが揚げられています。

宇佐市院内町にある富士見橋は、大正14年に造られた市の有形文化財で、町おこしグループが地域を盛り上げようと、毎年この時期に橋の近くで、こいのぼりを揚げています。

20日は、住民など20人がこいのぼりを揚げる作業を行いました。

作業では長さが50センチから8メートルまでのおよそ160匹のこいのぼりを、4本のワイヤーやロープにとりつけ、1時間ほどかけて長さ48メートルの橋の両脇に飾りつけました。

こいのぼりはそよ風を受けると、体を大きく翻しながら優雅に泳いでいました。

町おこしグループの代表をつとめる大畑勇二さんは「地域がにぎやかになって、みんながこいのぼりを見に来て喜んでくれるとうれしい」と話していました。

このこいのぼりは、来月10日すぎまで見ることができます。