観光客に電動キックボード 観光名所巡ってもらう事業始まる

国内最大級の観光キャンペーン、「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」にあわせて、観光客に電動キックボードを貸し出して観光名所を巡ってもらおうという事業が19日から中津市で始まりました。

この事業は中津市を訪れた観光客に電動キックボードを貸し出して観光名所をめぐってもらおうと企画されたもので、19日は、JR中津駅で記念の式典が行われました。

電動キックボードは中津駅などで貸し出され、2時間あたり1000円の料金で最長6時間、利用できます。

改正道路交通法の施行で、去年7月から16歳以上であれば運転免許がなくても乗ることができるようになりましたが、今回の事業では安全な運用を徹底しようと年齢は18歳から70歳までで運転免許を持っている人を対象にしているということです。

今月からは国内最大級の観光キャンペーン、「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」が始まり、中津城や福沢諭吉の旧居などの観光名所に多くの人に訪れてほしいと地元では期待が高まっています。

中津商工会議所の渡邊直二副会頭は「キックボードでからあげを買いに行ったり中津城を見に行ったり、中津のいいところをゆっくり見ていただけたらうれしい」と話していました。