津久見市役所の建て替えめぐる住民投票 期日前投票始まる

老朽化した津久見市役所の建て替えをめぐる住民投票が今月21日に行われるのを前に、15日から期日前投票が始まりました。

津久見市の住民投票は14日告示され、老朽化した市役所に代わる新しい庁舎を津久見港近くの埋め立て地に建設する案と、廃校になった中学校を改修して移転する案のどちらに賛成するかが問われています。

15日から、市役所新館の大会議室で期日前投票が始まり、ときおり雨が降る中、投票が始まった午前8時半からの1時間で40人ほどが会場を訪れ、1票を投じていました。

投票した79歳の女性は「この問題が争点になった去年の市長選の時より、さらに強く関心を持っていて、市民としての意思を示さなければという気持ちで投票に来ました。災害リスクのことがよく話題に上がりますが、私は常日頃の使いやすさや街の活性化がいちばん大事だと思います」と話していました。

期日前投票は、今月18日から日見公民館、四浦出張所、それに保戸島地区集会所の3か所でも始まり、離島の無垢島では16日、島内に1日限定の期日前投票所が設けられます。

投票は21日に市内15か所で行われ、即日開票されます。