「花の寺」長安寺でシャクナゲの花が見頃 豊後高田市

四季折々の花が咲き、「花の寺」として知られる豊後高田市の長安寺でシャクナゲの花が見頃となっています。

豊後高田市の長安寺は、国東半島に点在する寺院群「六郷満山」の1つで、境内などに植えられたさまざまな種類の花が1年を通して咲くことから「花の寺」として親しまれています。

この時期は、20種類、およそ1万本のシャクナゲが見頃を迎え、白や赤、それにピンク色の花を咲かせています。

また、12日、咲き誇るシャクナゲのうえから風にあおられたサクラの花吹雪がひらひらと舞い落ち、訪れた人たちが写真を撮ったり花を眺めたりして春ならではの光景を楽しんでいました。

別府市から訪れた女性のグループは、「とてもきれいです。こんなに色がたくさんあると思いませんでした」と話していました。

また市内から訪れた夫婦は「まだつぼみも多いのであと3回ぐらい来て楽しもうと思います」と話していました。

寺によりますといま見頃を迎えている日本シャクナゲはピンク色をしていますが、開花が進むと白に変わり、色の変化を楽しめるということです。

また今月の終わりごろには西洋シャクナゲが咲きそろい、来月の連休明けぐらいまで楽しめるということです。

松本量文住職は「花を間近で見ることができるので、ぜひ訪れていただき、写真などを撮って楽しんでほしい」と話していました。