休耕田の菜の花とネモフィラ 同時に見頃迎える 国東市

国東市で隣り合うように植えられた菜の花とネモフィラが同時に見頃を迎え、黄色と青の鮮やかなコントラストが訪れる人たちを楽しませています。

国東市国東町小原では、およそ2.8ヘクタールの休耕田に植えられた菜の花とネモフィラが同時に見頃を迎えています。

去年の秋、国東市が景観を良くするために種をまき、今では目の前を通るサイクリングロードや国道からも黄色と淡い青の鮮やかなコントラストを見ることができます。

11日も買い物ついでに訪れた親子連れなどが、一面に広がる花を背景に写真を撮るなどして春のひとときを楽しんでいました。

市内の43歳の男性は「毎朝ランニングで通るので、きれいだなと思っていました。目に見えるところにこのような花畑をつくるのはいい取り組みだと思います」と話していました。

また、市内の祖母の家に遊びに来たという熊本県の20歳の専門学校生は「海の写真などを撮ろうとカメラを持ってきたら、きれいな花が咲いていたので驚きました。黄色と青がどちらも淡い色で、よく合っていると思います」と話していました。

市によりますと、休耕田の菜の花とネモフィラはこれから数週間は見頃が続くということです。

この場所にはその後、ひまわりが植えられるということです。