大分県内 ほとんどの県立高校で入学式

ほとんどの県立高校で入学式が行われ、新入生が新しい学校生活をスタートさせました。

9日は県内の40の県立高校のうち39校で入学式が行われ、このうち大分市の大分西高校では満開のサクラのもと、新入生240人が入学式に臨みました。

この中で阿部充校長は「これまでの常識が通用しない場面に遭遇することが多くなっている。困難に直面した時こそ発揮される『もがく力』、すなわち、悪戦苦闘する力を身につけてほしい」と式辞を述べました。

これに対し、新入生代表の小手川心菜さんが「きょうの感動を忘れることなく学問に励み、人格の形成を目指しながら目標に向かって努力することを誓います」と決意を述べました。

そして合唱部の生徒によって校歌の紹介が行われたあと、新入生たちは吹奏楽部の演奏にあわせて退場しました。

入学式での校歌の紹介や吹奏楽部の演奏はこれまで新型コロナウイルスの影響で見送られてきたため、今回が5年ぶりだということです。

入学式のあと、新入生の男子生徒は「第1志望の高校だったので入学できてうれしい。陸上部に入っていい成績を出したい」と話していました。