少子化で2校が統合した津久見中学校で開校式

少子化に伴い津久見市の2つの中学校を統合してこの春新設された「津久見中学校」で、7日、開校式が行われました。

津久見中学校は少子化に伴う生徒数の減少によって第一中学校と第二中学校を統合したもので、第一中学校の校舎を改修して新設されました。

7日の開校式には、2年生と3年生合わせておよそ200人の生徒が出席し、石川正史市長から岩尾恭輔校長に新しい校旗が手渡されました。

そして岩尾校長が「2つの校風を融合させ新たな歴史を生徒たちと築き、将来にわたって安らかで平和な学校であるよう励んでまいります」とあいさつしました。

続いて、3年生で生徒会長の寺元修大さんが「統合で環境が変わってのスタートとなりますが、いろいろな人と関わり、生徒全員が楽しいと思える絆づくりを目指していきたい」と決意を述べました。

式の最後には津久見市出身のシンガーソングライター、伊勢正三さんが制作した校歌を全員で合唱しました。

式のあと、改修された校舎の内覧会が開かれ、生徒や保護者たちがきれいになった教室などを見て回りました。

津久見中学校では、9日、入学式が行われ、新1年生を加えた全校生徒322人が新たな学びやでの生活をスタートさせます。