大分とサッカーのつながり 写真や資料で紹介

大分とサッカーのつながりを資料を通して見る「大分と蹴球」という展示会が、大分市歴史資料館で開かれています。

会場には、大分とサッカーのつながりを知ることができる写真や古文書など、50点が展示されています。

このうち「蹴まり」は、直径が15センチほどで、大分ゆかりの戦国武将、大友宗麟もたしなんだと伝えられています。

展示されているのは複製品ですが、県内には複製品も含め残ってないとされ、貴重だということです。

また、現在の大分上野丘高校の前身、旧大分第一高等女学校の写真には、女学生がサッカーをしている様子が収められています。

撮影されたのは大正5年で、女性がサッカーをしていることがわかる最も古い資料だと言われています。

大分市歴史資料館の増永祥大さんは、「日本の伝統文化である蹴まりが大分でも行われていたことや、日本サッカー界のれい明期に大分の人が多く関わっていたことを知ってほしいと思い企画しました。ふだん目にすることも少ない資料が多くありますので、ぜひ見に来てほしい」と話していました。

この展示会は5月26日まで開かれています。