県内のガソリン価格 180円台前半が続く 補助金の効果で

県内のレギュラーガソリンの価格は、今週は182.7円と、政府の補助金による効果で180円台前半が続いています。
ただ、補助金は来月末までとなっていて、5月以降の価格がどうなるか注目されます。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月18日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり182.7円で、先週より0.1円値上がりしました。

値上がりは4週連続ですが、政府の補助金が今の制度になったあと、去年10月からは180円台前半の範囲での値動きが続いています。

全国の平均価格は、先週と変わらず1リットルあたり174.3円で、こちらも去年10月以降、175円前後の価格が続いています。

資源エネルギー庁によりますと、全国の平均価格は、政府の補助金で21.6円抑制されているということです。

ただ、政府の補助金は来月末までとなっていて、5月以降、補助金がどうなるかは現段階では決まっていません。

仮に補助金が終了すれば、ガソリン価格のさらなる上昇が避けられないことも予想され、政府の対応が注目されます。