大分市議会開会 足立市長が初の新年度当初予算案など提出

去年就任した大分市の足立市長が初めて手がける新年度の当初予算案などを審議する定例市議会が4日開会しました。
足立市長は提案理由の説明のなかで、「ひとを中心とした政策を着実に進めることが重要だ」と述べました。

4日開会した大分市の定例市議会は本会議が開かれ、冒頭、能登半島地震の犠牲者に黙とうがささげられました。

そして市側から一般会計の総額で2118億円余りとなる新年度の当初予算案など64の議案が提案されました。

このうち、当初予算案は市長の就任後に肉づけされ過去最多となった今年度の予算より率にして2%少ないものの、過去2番目に大きい予算規模になっていて、子育て支援や医療防災などの分野で多くの新規事業が盛り込まれています。

足立市長は提案理由の説明のなかで「支援を必要としているひとに目を向け、その対策を真摯に考えひとを中心とした政策を着実に進めることが重要だ。次の世代にとっても誇りがもてる大分市の実現を目指していく」と述べました。

大分市の定例市議会は今月11日以降、各会派による代表質問や一般質問が行われ、最終日の25日に議案の採決が行われます。