互いの顔を炭で塗り合う「すみつけ祭り」佐伯市で4年ぶり開催

お互いの顔を炭で黒く塗り合って、無病息災や家内安全を祈る「すみつけ祭り」という珍しい祭りが、4年ぶりに10日、佐伯市で行われました。

この祭りは、かつて銀やすずなどの鉱山があった佐伯市宇目の木浦鉱山地区でおよそ400年前から伝わる、2年に1度行われる祭りで、おととしは新型コロナの影響で中止となりました。

4年ぶりの開催となった10日は、地元の人や観光客など400人あまりが参加し、花火の音を合図に、参加した人たちは木炭の粉を付けた大根の切れ端でお互いの顔を黒く塗っていきました。

なぜ炭を塗り合うのかや、大根を使うのかは諸説あるということですが、顔が黒くなるほど縁起がいいとされ、参加した人たちは互いに炭を塗り合って顔を真っ黒にしていました。

このあと、地元の神社にまつられている火の神様が地区をまわり、舞を披露しながら家内安全を祈願していました。

木浦鉱山地区の清家義人区長は「前回はコロナで開催できなかったので、とてもうれしいです。祭りをやりたいという人がいるかぎり続けていきたい」と話していました。