県内 インフル 新型コロナ 感染性胃腸炎の「トリプル流行」

県内ではインフルエンザ、新型コロナウイルス、それに感染性胃腸炎の「トリプル流行」の様相を呈しています。
特にインフルエンザは前の週の1.5倍と急増しています。

県によりますと今月4日までの1週間のインフルエンザの感染者数は1医療機関あたり32.34人で、前の週のおよそ1.5倍に急増し、およそ1か月ぶりに30人超えとなりました。

地域別では、大分市が46.94人、北部保健所管内の中津市・宇佐市・豊後高田市が46.10人と多くなっていて、県は引き続き警報を発令しています。

また、新型コロナの感染者数は、1医療機関あたり19.22人と、前の週より0.39人増え、11週連続の増加になりました。

こちらも注意報レベルに相当する状態が続いています。

さらに、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎も1医療機関あたり13.17人と前の週よりおよそ27%の増加となり、感染症の「トリプル流行」の様相を呈しています。

大分県は、手洗いや場面に応じたマスクの着用、食品の十分な加熱など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。