小学校教諭がSNSで女性を中傷 投稿認め直接謝罪

大分市内の小学校に勤める30代の男性教諭が、SNS上で県外に住む子育て中の女性を中傷する投稿を繰り返していたことがわかりました。
市の教育委員会の聞き取りに対し、教諭は投稿を認め、女性に直接謝罪したということです。

大分市教育委員会によりますと、市内の公立小学校に勤める30代の男性教諭は今月、「小学生の娘がいじめを受けて不登校気味だ」という内容の県外の女性の投稿に対し、「お子さんがポンコツにならないよう頑張って」などと中傷する投稿を繰り返していたということです。

今月26日に外部からの指摘を受けて市教育委員会が聞き取りを行ったところ、教諭は「女性とやりとりするなかで、エスカレートして不適切な投稿をしてしまった」と中傷したことを認めたということです。

教諭は今月28日、勤務先の校長とともに女性のもとを訪れて直接謝罪し、その後は出勤していないということです。

市教育委員会は事実関係の調査が終わりしだい、県教育委員会に報告することにしていて、「当事者や多くの人を傷つけてしまい遺憾だ。再発防止に向けて、教職員の服務規律の保持を徹底したい」とコメントしています。