“中津での観光楽しんで” 中国語の観光ガイド養成の講習会

中国や台湾からの観光客に中津での観光を楽しんでもらおうと、中国語が話せるガイドを養成する講習会が中津市で開かれ、相手の興味が持続するよう情報量をしぼって説明することなどが講師からアドバイスされました。

この講習会は、中津市が去年11月から開いているものです。

2回目となった16日は、観光名所の1つである福澤記念館で行われ、8人が参加しました。

この中で中国語通訳案内士の資格を持つ中国人の講師が、相手が興味を持続しやすいよう説明の際には伝える情報量を日本語で話す半分程度におさめたほうがよいなどとアドバイスしていました。

中津市によりますと、新型コロナが5類に移行して以降、中津市を訪れる外国人観光客の数はコロナ禍前の水準に戻りつつありということです。

この講習会はことし3月まであと2回開かれるということです。

講習会に参加した男性は、「伝えたい内容を全部説明するのではなく、どう説明したら理解してもらえるかがわかりよかった」と話していました。

中津市観光課の山本雄一主幹は、「中津市には中国や台湾から多くの観光客が訪れている。彼らが知りたいことに寄り添って説明ができるようなガイドの育成を目指したい」と話していました。