豊後高田市 地震で被災の児童・生徒を小中学校で受け入れ

豊後高田市は能登半島地震で被災した子どもたちが学校に通える機会を確保しようと、避難してきた児童や生徒を市立の小中学校で受け入れることを決めました。

受け入れは市内の小学校11校と中学校6校で行われ、住民票を移さなくても通えるとしています。

また、教科書は学校で配布されるほか、就学援助制度の相談も受け付けます。

このほか、被災者向けに市営住宅を無償で提供することを決めました。

すぐに入居できる市営住宅は11日の時点で6戸を確保しているということで、要望が多ければさらに追加することも検討しているということです。

このほか、被災者の生活再建を支援するため、一時金の貸し付けも行うということです。

豊後高田市 地域活力創造課は「豊後高田市は子育て支援策が充実しているので、避難先の参考にしてほしい」としています。

▽児童・生徒の受け入れに関する問い合わせは、豊後高田市教育委員会学校教育課、電話番号は0978−53−5112で、▽また、住宅に対する問い合わせは、豊後高田市都市建築課、電話番号は0978−25−6274で、いずれも平日の午前8時半から午後5時まで受け付けています。