“SNSで恋愛感情抱かせうその投資話” 詐欺被害相次ぐ

SNSを通じて恋愛感情を抱かせ、うその投資話を持ちかけて現金などをだまし取る詐欺の被害が県内で相次ぎ、去年1月から11月末までの被害額は2億4000万円あまりにのぼっています。
警察はSNSのやり取りで投資話を持ちかけられた際は詐欺を疑って家族や警察に連絡するよう呼びかけています。

警察によりますと県内ではSNSやマッチングアプリを通じてうその投資話を持ちかける詐欺の被害が去年1月から11月末までで18件確認され、被害額は2億4000万円あまりにのぼっています。

被害者は30代から70代までの幅広い世代の男女で確認され、50代が最も多く半数を占めています。

いずれも、外国人や海外居住者を名乗る相手とメッセージのやりとりを重ねて恋愛感情や親近感を抱き、「投資で稼いであげる」とか「将来のためにお金を増やそう」などと暗号資産や仮想通貨の運用など、うその投資話を持ちかけられ、現金などをだまし取られたということです。

警察は今後もこうした手口の詐欺が増えるおそれがあるとして、SNSで知り合った人を簡単に信用しないこと、実際に会ったことがない人に投資話などを持ちかけられたら詐欺を疑って家族や警察に連絡するよう呼びかけています。