別府市の市営温泉 三が日恒例の「ざぼん湯」3日まで

全国有数の温泉地、別府市の市営温泉で、ざぼんを湯船に浮かべるサービスが行われていて、訪れた人たちが香りを楽しみながら体を温めていました。

別府市の一部の市営温泉では、地元特産のざぼんを使った「ざぼん湯」のサービスが正月三が日の恒例になっています。

このうち元町にある竹瓦温泉では、男湯と女湯にあわせて60個ほどのざぼんが湯船いっぱいに浮かべられ、さわやかな香りが広がっていました。

温泉には朝から観光客などが次々に訪れて湯につかり、ざぼんを手に取って香りを楽しみながら体を温めていました。

愛知県から訪れた男性は「温泉の温度がちょうどよくて気持ちがいいし、ざぼんのいい香りでスッキリします。地震などが起きていますが、ことしは平和な1年にしたいです」と話していました。

別府市営温泉での「ざぼん湯」のサービスは3日まで、竹瓦温泉を含む13か所で行われています。