そばの産地中津市 道の駅で年越し用のそば作り

年の瀬を迎え、そばの産地として知られる大分県中津市にある道の駅で年越し用のそば作りが始まりました。

大分県中津市本耶馬渓町は県内有数のそばの産地として知られていて、「道の駅耶馬トピア」では毎年この時期に地元産のそば粉を使って年越し用のそばを作っています。

ことしは27日が初日で、はじめに材料のそば粉を前に神事が行われ、そばを食べる人の開運を願いました。

このあと従業員と授業の一環で参加した地元の高校生たちがそば作りに取りかかり、生地を丹念にこねてのばしたあと細く切り分けたりパックに詰める作業を行ったりしていました。

道の駅の高橋和美支配人は、「私たちの気持ちのこもったそばを食べていただき、皆さんにとって来年がすばらしい1年になるよう願っています」と話していました。

この道の駅では大みそかの昼までにおよそ9000食分の年越しそばを作り、市内の道の駅やスーパーで販売するということです。