津久見市長選で初当選の石川市長が初登庁 抱負述べる

今月投票が行われた津久見市長選挙で接戦を制して初当選した石川正史市長が26日、初登庁し、「これまでのキャリアを生かしてトップセールスを行い、全国に津久見市の魅力を発信していきたい」と抱負を述べました。

元民放アナウンサーで市内の企業に勤めていた石川市長は、今月3日に投票が行われた市長選挙で現職と元副市長の2人を抑えて初当選しました。

石川市長は26日午前9時に多くの職員が拍手で出迎える中、市役所に初登庁し、職員から花束を受け取りました。

続いて行われた就任式で70人余りの職員を前に、「これまでのキャリアを生かし、存分にトップセールスを行い、全国に津久見市の魅力を発信していきたい」と抱負を述べました。

このあとの記者会見で石川市長は、今後力を入れて取り組みたい政策として、小中学校の給食費の無償化といった子育て支援策や、ふるさと納税を増やすため返礼品の魅力をSNSで発信することなど9つの政策をあげました。

そして、市長選挙の最大の争点となった市役所の移転については、選挙公約で掲げた中学校の跡地に移転させる案の費用を算出したうえで、沿岸部の埋め立て地に建てる現在の計画との二者択一で住民投票を行う考えを示しました。