新年を前に大分市の護国神社で「すす払い」

毎年多くの人が初詣に訪れる大分市の護国神社で、1年の締めくくりに拝殿などにたまった汚れを落とす「すす払い」が行われました。

大分市の護国神社では、毎年12月25日に新年を迎える準備としてこの1年の汚れを落とす「すす払い」を行っています。

25日は神職とみこの合わせて7人が「忌竹」と呼ばれる先端にささの葉がついた長さおよそ5メートルの竹を使って本殿や神門にたまったほこりやちりを落としていきました。

また、境内では拝殿にかける新しいしめ縄作りも行われ、参加した地元の人たちが稲わらを縄で束ねて長さ10メートル、重さ200キロほどのしめ縄を編んでいました。

護国神社では、初詣にはおよそ29万人が訪れると見込んでいて、禰宜の後藤尚さんは「皆さんがすがすがしい気持ちで新年を迎えられるようすす払いを行いました。ぜひ多くの人に初詣に来てほしいです」と話していました。