中津市の飲食店で食中毒 保健所は店を3日間営業停止に
中津市の飲食店で焼き鳥や鶏のタタキなどを食べた2人が、発熱や下痢などの症状を訴えていたことがわかり、保健所は食中毒と断定し、この店を3日間の営業停止処分としました。
営業停止処分を受けたのは、中津市島田にある「やきとり鳥ひろ」です。
県によりますと、今月2日、この店で焼き鳥や鶏のタタキなどを食べた20代の2人がその後、腹痛や下痢などの症状を訴えたということです。
今ではいずれも、快方に向かっているということです。
保健所が調べたところ、2人から食中毒を引き起こす細菌の「カンピロバクター」が検出されたため、保健所では店が提供した料理が原因の食中毒と断定し、11日から3日間の営業停止処分としました。
その上で、肉類については十分に加熱するほか、設備などの洗浄や消毒を徹底することを求めました。
県食品・生活衛生課若松正人課長は11日の会見で「肉を調理する際は飲食店でも家庭でもしっかりと火を通すことを心がけてほしい」と話していました。