クリスマスの思い出に 寺で園児招いて鉄道模型走らせる催し

思い出に残るクリスマスプレゼントを子どもたちに届けようと、大分市の寺で色鮮やかに彩られた鉄道模型を走らせる催しが開かれました。

この催しは、大分市久原中央の流芳寺が地元の鉄道愛好家の協力を得て開いたもので、8日は近くのこども園の園児たちなどおよそ180人が招かれました。

寺の本堂には縦1.8メートル、横9メートルのコースが設置され、鉄道模型が汽笛を鳴らしながら走りました。

園児たちの目の前を走り抜ける鉄道模型には、人気キャラクターのぬいぐるみやサンタクロースの人形が乗せられているほか、クリスマスリースも飾られていてクリスマスムードを演出していました。

園児たちは歓声をあげたり、手を振ったりして、意外な場所で再現された鉄道の世界を楽しんでいました。

催しに参加した女の子は「きょうは楽しかった。サンタクロースが乗った列車がかわいかった」と話していました。

流芳寺の巖水顕道住職は「子どもたちにとって大きなプレゼントになったと思います。これでクリスマスに電車に乗ってどこかに行こうって思ってもらったらうれしいですね」と話していました。