西洋の文化や制度などを紹介した「明六社」の企画展 中津市

明治初期に設立され、西洋の文化や制度などを紹介した日本初の学術団体、「明六社」を紹介する企画展が中津市で開かれています。

中津市歴史博物館で開かれている企画展には、明六社に関する36点が展示されています。

明六社は、明治6年に福沢諭吉や後に初代文部大臣となった森有礼などが中心となって設立されました。

このうち設立メンバーのひとりである福沢諭吉が出版した「西洋事情」では、蒸気機関や電気・電信など欧米で見聞した最新の技術を驚きとともに紹介しています。

また、設立メンバーの1人で、箕作秋坪が今の岡山県の津山藩士だったとき、幕末に日本にやってきた黒船を記録した資料には、絵の脇に乗組員からもらった名刺やたばこが貼り付けられています。

このほか、「憲法」や「不動産」など、明六社のメンバーが生み出した用語を紹介する資料なども展示されています。

中津市歴史博物館の曽我俊裕学芸員は、「明六社のメンバーが残した功績などが、どのように受け継がれているかをぜひ見てほしい」と話しています。

この企画展は今月17日まで中津市歴史博物館で開かれています。