インフルエンザの感染者数 高い水準続く 基本的な感染対策を

インフルエンザの感染者数は、前の週に引き続き1医療機関あたり30人を超える高い水準が続いています。
県内にはインフルエンザ警報が出されており、県は基本的な感染対策の徹底などを呼びかけています。

大分県によりますと、今月3日までの1週間のインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり34.38人でした。

前の週よりも0.38人少なくなったものの、30人を超える高い水準です。

地域別では、▽西部保健所管内の日田市・玖珠町・九重町が63.20人で最も多く、▽東部保健所管内の別府市・杵築市・国東市・日出町が43.42人、▽大分市が39.94人などとなっています。

インフルエンザの感染拡大を受け、県は先月29日からインフルエンザ警報を発令しています。

また、新型コロナの感染者数も1医療機関あたり2.84人と、前の週の1.7倍となりました。

大分県は、換気や手洗い、必要に応じたマスクの着用など基本的な感染対策の徹底や、ワクチンの接種などを呼びかけています。