大分市の護国神社に来年のえと「たつ」を描いた巨大な絵馬

きょうから師走です。
大分市にある護国神社に、来年のえと「たつ」が描かれた巨大な絵馬がお披露目されました。

護国神社に設置されたのは、「たつ」が描かれた高さ4.5メートル、幅5メートルの巨大な絵馬で、1日は本殿の脇で絵馬の除幕式が行われました。

この神社では、毎年12月1日に次の年のえとが描かれた絵馬をお披露目するのが恒例で、その大きさは九州最大級ともいわれています。

絵馬には、炎とともに龍が天から降りてくる様子が描かれ、絵馬が披露されると、訪れた人から歓声があがっていました。

15年前から絵馬を描いている大分市の内田孝久さんは「天に昇った龍が地上に降りてきて、いろんな災いを払って幸せを分け与えてくれるようにという願いを込めました」と話していました。

絵馬を見に訪れたという男性は「すばらしい絵だなと思います。来年もきっといい年になる、いい年にしたいと思いました」と話していました。

大分県護国神社の宮司、八坂秀史さんは「勢いをもつ龍が地上に降りてきて、勢いを分け与えてくれるようにとの願いが込められています。龍のパワーを頂いてほしいと思います」と話していました。

この絵馬は来年3月末まで設置されます。