大分市の陸自施設の敷地内で大型弾薬庫の新設工事始まる

「反撃能力」を行使するためのミサイルも保管できる大型の弾薬庫を大分市の陸上自衛隊施設の敷地内に新設する工事が29日、始まりました。

防衛省は大分市鴛野にある陸上自衛隊大分分屯地の敷地内に敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」も保管できる大型の弾薬庫を2棟新設する計画です。

九州防衛局は今月中に着工する方針を示していましたが準備が整ったとして29日から工事が始まり、午前10時前にはプレハブやトイレなどを積んだトラックが分屯地に入っていきました。

九州防衛局によりますと2棟の弾薬庫はいずれも山にトンネルを掘って地下に整備されるもので、1棟目は再来年12月ごろ、2棟目は令和8年度中の完成を予定しているということです。

弾薬庫で保管する弾薬の種類などについて九州防衛局は「自衛隊の能力を明らかにするおそれがある」として具体的に示していません。

弾薬庫の新設をめぐっては「敵の標的になるおそれがある」として、地元からは反対や不安の声が上がっていて、29日も分屯地の入り口付近では住民などがプラカードを掲げて抗議活動を行っていました。