別府市で園児が自ら収穫したさつまいもを使ってケーキづくり

子どもたちに食べる喜びや楽しさを知ってもらおうと、別府市の幼稚園児が自ら収穫したさつまいもを使ってケーキづくりに挑戦しました。

この取り組みは、別府大学短期大学部食物栄養科が去年から附属幼稚園の園児を招いて実施しているもので、20日は4歳児クラスの園児35人が参加しました。

園児たちは学生に教えてもらいながら、先月、自分たちで収穫したさつまいもを使って、カップケーキづくりに挑戦しました。

園児たちは、まず、蒸したさつまいもの型抜きをしました。

そして砂糖や牛乳などを混ぜて、生地を作ると、カップに注いでさつまいもをのせていきました。

20分ほど焼いてケーキが完成するとさっそく試食した園児たちはケーキの完成度に満足した様子でした。

園児は、「とてもおいしかったです。生地を混ぜるのが楽しかったので、おうちに帰ってまた作りたいです」と話していました。

また、大学2年の学生は、「子どもたちが食に興味を持ってくれたらうれしいです。子どもたちと一緒に調理をしている中で、“楽しい”などの声を聞けてうれしかったです」と話していました。