知事や県議会議長などの給与や報酬の引き上げを答申

県知事や県議会議長など特別職の給与や報酬について、県の審議会は一律で0.3%引き上げるよう答申しました。
答申どおり引き上げられれば27年ぶりとなります。

「大分県特別職報酬等審議会」は県知事など特別職の給与などについて答申を行いました。

この中で、一般の県職員の給与は2年連続で引き上げの勧告が行われていることや、民間企業でも賃上げの動きが広がっていることなどを踏まえ特別職の給与や報酬を一律で0.3%引き上げるべきだとしています。

答申どおりになりますと、佐藤知事の1か月の給与は3000円上がって124万3000円。

2人の副知事は2000円上がって99万2000円。

県議会議長の1か月の報酬は、2000円上がって98万2000円。

副議長は2000円上がって86万7000円。

県議会議員は2000円上がって78万2000円となります。

県の特別職の給与や報酬は、平成8年度に引き上げられて以降、県の財政状況などを踏まえて減額が続いていて、答申どおり引き上げられれば、27年ぶりとなります。

佐藤知事は「いただいた答申の内容の趣旨を十分に尊重し、検討していきたい」と述べました。

県は、今後開かれる定例議会に特別職の給与や報酬に関する条例の改正案を提案することにしています。