幼稚園児が火災や地震から身を守る訓練 大分
子どもたちに防災意識を高めてもらおうと、大分市の幼稚園で、火災が起きた際の避難手順や地震が起きた際の身の安全の守り方を学ぶ訓練が行われました。
大分市のえのくま幼稚園では毎年、6月と11月の2回、火災が起きた際の避難手順などを確認する訓練を行っています。
今回は火災に加え、地震が起きたときの対応についても確認するため、火災と地震を想定した訓練を行いました。
8日の訓練には園児およそ150人が参加し、はじめに給湯室から火災が発生したという想定で避難訓練が行われました。
この幼稚園では、屋内から避難するときに「前の人を押さない」、「しゃべらない」、「戻らない」などのルールを決めていて、園内の放送で火災の発生が知らされると、子どもたちはこのルールを守りながらグラウンドに避難しました。
また8日の訓練では地震体験車が用意され、子どもたちは震度5弱から6弱の揺れを体験し、揺れの大きさに驚いた様子で、体が投げ出されないように固定された机にしがみついていました。
体験した5歳の園児は「大きく揺れてドキドキしました」と話していました。