大分トリニータ運営会社などの団体が新米を子ども食堂に寄贈

経済的に苦しい家庭の子どもたちに食事などを提供する「子ども食堂」を支援しようと、サッカーJ2の大分トリニータの運営会社などでつくる団体がおよそ400キロの新米を寄贈することになり、6日、贈呈式が行われました。

県庁で行われた贈呈式では大分トリニータの運営会社、「大分フットボールクラブ」の小澤正風社長から大分県の吉田一生副知事に、先月収穫されたばかりの400キロ分のヒノヒカリの目録が贈られました。

県によりますと、「子ども食堂」は県内におよそ120か所設置されていますが、物価高騰の影響などで食材の確保が難しくなっているということで、吉田副知事は「貴重なお米なので大切に使っていきたい」と感謝のことばを述べました。

今回、贈呈されたコメは大分トリニータを支援する企業などが地域貢献の一環として資金を出し合って栽培したもので、県社会福祉協議会を通じて分配されることになっています。

小澤社長は「子どもたちの元気が未来の大分をつくっていくと思うので、県産のお米の味をしっかりと感じながら成長していってほしい」と話していました。