臼杵市で地元酒蔵の日本酒や焼酎の飲み比べ楽しむ

酒造りが盛んな臼杵市で、地元の酒蔵で夏のあいだに熟成させた日本酒や焼酎を格安で飲み比べるイベントが28日、開かれました。

このイベントは、毎年5月と10月に開かれているもので、会場の臼杵市観光交流プラザでは市内4つの酒造会社が出店しました。

そして、杉のたるで熟成させた麦焼酎や、ことしの全国の品評会で県内の酒造会社で唯一、金賞を受賞した純米酒など、およそ40種類のお酒が1杯100円から500円でふるまわれました。

また、愛媛県八幡浜市の酒造会社も特別参加し、自慢の梅酒や日本酒などを披露していました。

会場には市の内外から400人あまりが訪れ、それぞれの香りや味を確かめながら飲み比べていました。

そして、気に入ったものを買い求めたり、屋外に設けられた立ち飲みスペースで楽しそうに味わったりしていました。

地元の女性は「野津町のにごり酒がおいしかったです。いっぱい試飲しました」と話していました。

中津市から訪れた男性は「8回連続で来てます。毎回新しいお酒が味わえるのがいいですね」と話していました。