中津市長選 現職の奥塚正典氏3選 大分

任期満了に伴う中津市の市長選挙は29日、投票が行われ、現職の奥塚正典氏が3回目の当選を果たしました。

中津市長選挙の結果です。
▽奥塚正典、無所属、現、当選。1万7817票。
▽川内清己、無所属、新。5597票。
現職の奥塚氏が新人の川内氏をおさえ、3回目の当選を果たしました。

奥塚氏は69歳。県の総務部長や大分航空ターミナルの社長などを務めたあと、8年前の中津市長選挙で初当選しました。

選挙戦では、▽災害に強いまちづくりや▽過疎化や高齢化が進む旧町村の振興策などを訴えました。

奥塚氏は「次の4年間、しっかりと責任を果たしていかなければならないと身の引き締まる思いです。人口減少対策や豪雨災害からの復旧復興など山積する課題をひとつひとつ着実に解決していきたい」と話しています。

投票率は35点55パーセントで、選挙戦になった前々回・8年前の選挙より13点3ポイント低く、合併した2005年以降に行われた市長選挙で最低になりました。