小学生が森林の役割や木の大切さ学ぶ授業 臼杵

森林の役割や木の大切さについて理解を深めてもらおうと、臼杵市の小学校で木をテーマにした授業が行われました。

この授業は、臼杵市と大分県森林組合連合会が行ったもので、臼杵市の上北小学校の4年生から6年生までの児童24人が参加しました。

最初に児童たちは、森林組合の職員から手ほどきを受けながら、森林調査で使われるドローンの操縦を校庭で体験しました。

このあと森林の役割について授業が行われ、森林には雨水を蓄えることで土砂災害を防ぐ働きがあることや、二酸化炭素を減らして地球温暖化を防ぐ効果があるなど、森林が人の生活に深く関わっていることをクイズを交えながら学んでいました。

最後に地元で伐採された杉で作ったコースターに17色のSDGsカラーを塗って、環境保全について理解を深めていました。

参加した6年生の児童は「スギとヒノキの見分け方が分かりました。森林を大切にしていきたいです」と話していました。

木をテーマにした授業は、今後も県内の小中学校で行われる予定だということです。