保険代理店従業員 架空の保険で顧客から約3800万円受領か

損害保険ジャパンが業務を委託している日田市の保険代理店の従業員が、架空の保険を販売して顧客からあわせておよそ3800万円を受け取っていたことがわかりました。

損害保険ジャパンによりますと、日田市にある代理店「保険ジャパン」で保険の販売などを担当していた50代の従業員が架空の傷害保険を販売し、保険料として顧客から金を受け取っていたということです。

先月5日に本人から申告があり、不正が発覚しました。

損害保険ジャパンの調査によりますと、架空の保険を販売していたのは2015年ごろから先月にかけてで、31人の顧客からおよそ3800万円を不正に受け取っていたことが明らかになったということです。

被害者の多くは大分県内の顧客とみられるということです。

損害保険ジャパンは「このような事態が発生したことは誠に遺憾です。引き続き、本件の実態解明に全力を尽くしてまいります」とコメントしてます。

損害保険ジャパンでは、問い合わせ窓口を設けて心当たりのある顧客は連絡するよう呼びかけています。

電話番号は0120・018・411で、平日の午前9時から午後5時まで受け付けています。