「健康寿命」日本一目指し街頭キャンペーン

健康的に日常生活ができる期間、「健康寿命」の日本一を目指す大分県は5日、大分市内で街頭キャンペーンを行い、野菜の摂取やウォーキングの実施などを呼びかけました。

大分県は「健康寿命」の日本一を目標に掲げていて、毎年10月は「推進月間」としています。

5日は大分駅前に県の職員など26人が集まり、健康寿命を延ばすための取り組みを呼びかけるチラシなどを配りました。

4年前の国の調査で、大分県の健康寿命は男性が73.72歳で全国1位、女性が76.60歳で全国4位となっています。

大分県は男女そろっての日本一を目指していて、野菜の摂取やウォーキングの実施、それにがんの早期発見につなげるため検診の大切さを広く周知しています。

がん検診の受診率について、国の目標は60%ですが、大分県の去年の受診率はおよそ50%にとどまっているということです。

県健康づくり支援課の阿部剛課長は「誰もが自然に健康になれるような環境作りをしていくことで、男女そろっての健康寿命日本一を実現したい」と話していました。