国東市のコンビニ強盗事件 被告に懲役3年 執行猶予4年

ことし6月、国東市のコンビニエンスストアで店員を刃物で脅し、現金を奪ったとして、強盗などの罪に問われている被告に対し、大分地方裁判所は懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

国東市国東町の財前侑馬被告(29)は、ことし6月、国東市のコンビニエンスストアで店員に刃物を突きつけて「金を出せ」などと脅し、現金8万8000円を奪ったとして強盗などの罪に問われています。

26日の判決で大分地方裁判所の辛島靖崇裁判官は「ペティナイフを使った計画的で危険な犯罪であり、動機に酌むべき点はない」と指摘しました。

そのうえで、「被害者との間で示談が成立し、反省の態度を示している」などとして、懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。