県内のインフルエンザ感染者 前週の2倍以上に増加

県内の先週の新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関あたり平均で16.88人となり、3週ぶりに前の週を下回りました。
一方、インフルエンザの感染者数は前の週より2倍以上に増え、県は場面に応じたマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、今月17日までの1週間で、県内58の指定医療機関から報告があった新型コロナの平均の感染者数は、前の週よりも4.03人少ない16.88人でした。

感染者数が前の週を下回ったのは3週ぶりです。

ただ、季節性インフルエンザの基準に当てはめた感染状況は、引き続き「注意報」レベルに相当するとしています。

一方、インフルエンザの1医療機関あたりの平均の感染者数は8.16人と、前の週の3.48人から2倍以上に増えました。

県教育委員会によりますと、公立の小中学校と高校では学年閉鎖や学級閉鎖などの措置がとられているところがあり、20日の時点で、そのうち5校は新型コロナ、9校はインフルエンザによるものだということです。

県は、換気や手洗い、場面に応じたマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。