竹田市の「七ツ森古墳群」で約20万本の彼岸花が咲き始める

竹田市の「七ツ森古墳群」では自生しているおよそ20万本の彼岸花が鮮やかな赤い花を咲かせ始め、訪れた人たちを楽しませています。

竹田市菅生にある国の史跡、「七ツ森古墳群」には古くから彼岸花が自生し、地元の人たちが草を刈るなどの手入れを続けたことで、2000平方メートルほどの広さにおよそ20万本の花が咲くようになりました。

ことしは猛暑の影響で、例年に比べて咲き始めが遅いということですが日当たりのよい場所では鮮やかな赤い花が咲き始めています。

訪れた人たちは、足をとめてじっくり花を眺めたり、写真を撮ったりして思い思いの時間を過ごしていました。

熊本市から訪れた70代の男性は「秋といえば彼岸花。毎年ここに写真を撮りに来ます。きょうも綺麗な写真が撮れました」と満足そうに話していました。

また、大分市の70代の女性は「ことしは花が少なくて残念ですが、綺麗に咲いた彼岸花が見られました」と話していました。