“房の長さが世界一のぶどう”家族連れなどが収穫を体験 杵築
房の長さが世界一とされるぶどうの収穫体験が杵築市で行われ、家族連れなどが秋の味覚を楽しみました。
このぶどうは「ネヘレスコール」という品種で、大きいものでは房の長さが90センチ、重さは3キロにもなり、ぶどうの中でも最も長い房をつける品種とされています。
杵築市にある大分農業文化公園「るるパーク」では、園内の農業用ハウスで育てている「ネヘレスコール」が収穫の時期を迎え、事前に申し込んだ家族連れなどが収穫体験に訪れました。
ぶどうの数が限られていることから収穫は1人1房とされ、参加者たちはなるべく大きな房を選んだうえで、房を支えながらはさみを使って慎重に収穫していました。
収穫したぶどうの房は、子どもの背丈の半分ほどの長さがあり、参加者たちは緑色に熟した実を房からつまみ取って、秋の味覚を楽しんでいました。
子ども2人と訪れていた大分市の30代の母親は「さっぱりとした甘みがあり、おいしかったです。家族だけでは食べきれないと思うので、親戚に配ります」と話していました。