佐伯市 全中学校で新しい制服導入へ 候補のサンプル展示

佐伯市は2年後の令和7年度から、戸籍上の性別に関わらずスラックスやスカートを選ぶことができる新しい制服を、市内にある12のすべての中学校で導入します。
導入を前に、候補となるデザインのサンプルが展示されています。

新しい制服は、子どもたちの多様性を尊重することなどを目的に導入されるものです。

候補となっているのは、いずれもブレザータイプの6つのデザインで、スラックスとスカートから性別に関わらず選ぶことができます。

候補となるサンプルの展示が市内の施設で行われていて、親子連れや教職員などが見学に訪れていました。

新しい制服のデザインは今後、対象となる市内の小中学生や保護者による投票結果を参考に、ひとつに絞り込むということです。

佐伯市学校教育課の矢田倫一指導主事は「制服の色や柄など、投票の前にぜひ実物を見に来ていただきたい」と話していました。

制服の展示は、今月25日までは佐伯教育市民ホール「まな美」で行われるほか、26日と27日はさいき城山桜ホールで展示されます。