新型コロナ感染者数10週連続で最多更新

県内の先週の新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関あたり24.86人となり、10週連続で増加しました。
県は、季節性インフルエンザの基準に当てはめると「注意報」を発令するレベルに相当するとして、感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、今月6日までの1週間で県内58の指定医療機関から報告があった新型コロナの平均の感染者数は、24.86人で前の週の1.02倍となりました。

県内の新型コロナの感染者数は10週連続での増加となり、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行して以降、最多を更新しました。

県では、新型コロナの感染状況を季節性インフルエンザの基準に当てはめた形で発表していて、今回も「注意報」レベルに相当するということです。

このほかインフルエンザの1医療機関あたりの平均の感染者数は5.19人と、前の週の3.52人から大幅に増え、季節外れの流行が続いています。

また、主に子どもが感染するRSウイルス感染症は3.44人、ヘルパンギーナは2.06人と、いずれも前の週を下回りました。

県は室内の換気や手洗いなど、引き続き基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。