高校生が県産の食材で作ったオリジナル料理のコンテスト 大分

高校生が県産の食材で作ったオリジナル料理のコンテストが3日、大分市の専門学校で開かれました。

このコンテストは地元産の食材への関心を高めてもらおうと大分市の国際調理師専修学校が毎年、開いているもので、ことしは24チームの応募から選ばれた5チーム8人の高校生が参加しました。

県産の食材をふんだんに使ったオリジナル料理を考案した生徒たちはその腕前を披露しようと真剣な表情で調理していました。

このうち、巻き寿司を作ったチームは県産のニラやちりめんのほか、大分の郷土料理、りゅうきゅうも取り入れ「大分巻き」と名付けました。

また、春巻きを作ったチームではピーマンやオクラ、それにパプリカなどすべて県内で採れた夏野菜を材料にしてライスペーパーで包んで揚げるとアイデアあふれる春巻きが完成しました。

そして、5つのオリジナル料理ができあがるとこの学校の教員や栄養士などが試食して、味や見た目を審査していました。

春巻きを作った日出総合高校2年の實崎琳花さんは「緊張して手が震えましたが将来は調理系の仕事をしたいと考えているのでとても良い経験になりました」と話していました。