“伊勢えび祭り”へ 漁の安全 豊漁を祈願 佐伯

佐伯市などの飲食店で新鮮な伊勢えび料理を提供する恒例の「伊勢えび祭り」が始まるのを前に、関係者が漁の安全と豊漁を祈願しました。

「伊勢えび祭り」は、毎年9月に解禁される伊勢えび漁に合わせて、佐伯市と宮崎県延岡市の海沿いの飲食店が、伊勢えび料理を提供する催しです。

28日は佐伯市蒲江にある神社に観光関係者など20人余りが集まり、伊勢えび漁の安全と豊漁を祈願しました。

佐伯市観光協会によりますと、ことしで20年目を迎える「伊勢えび祭り」には、佐伯市と延岡市のあわせて30店舗が参加し、新鮮な伊勢えびの刺身や焼き物などの会席料理が提供される予定だということです。

佐伯市観光協会の岩本光生会長は「ことしは20周年ということで、2万食を目標にしています。ぜひ、佐伯と延岡に来て伊勢えびを食べてほしい」と話していました。

「伊勢えび祭り」は9月2日から11月末まで行われ、期間中の売り上げの一部は伊勢えびの保全活動に役立てられるということです。