大分県 新型コロナ感染者 前週の1.28倍で8週連続で増加

大分県内の先週の新型コロナの感染者数は、1医療機関あたり21.12人となり、8週連続で増加しました。
県はお盆休みを控え人の動きが活発になることから、室内の換気や手洗いなど基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

県によりますと、今月23日までの1週間で、県内58の指定医療機関から報告があった新型コロナの平均の感染者数は、21.12人で前の週の1.28倍でした。

感染者数の増加は8週連続で、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行して以降、最も多くなりました。

県によりますと、感染者数を全数把握していた時との比較では、1日にあたりおよそ1000人の感染が確認されていたことし1月中旬の状況に近いということです。

一方、インフルエンザは平均の感染者数は、4.93人から3.98人と4週間ぶりに減少しましたが、依然として季節外れの流行が続いています。

また、主に子どもが感染するRSウイルス感染症の平均患者数は、前の週の8.28人から6.03人に、ヘルパンギーナは4.56人から3.06人にそれぞれ減りました。

県は、お盆休みを控え人の動きが活発になることから換気や手洗いなど、基本的な感染対策を徹底するよう改めて呼びかけています。