由布市の花合野川で作業員2人流されたと通報 警察などが捜索

25日午後、由布市を流れる川で作業員2人が流されたと通報があり、警察や消防が捜索を進めています。

25日午後3時20分ごろ、由布市湯布院町を流れる花合野川で、作業にあたっていた作業員の男性2人が流されたと同じ現場にいた男性から警察に通報がありました。

河川の改修工事を行っている大分市の建設会社はNHKの取材に対し、「警察から当社の作業員1人と関連会社の作業員1人が川に流されたようだと連絡があった。その後、現場の作業員から『作業をしていたところ雨が降り始めたので避難をしようとしたときに、上流から水が急に流れてきて2人が流された』と連絡があった」と話していました。

由布市には午後3時12分に大雨警報と洪水警報が出されていました。

花合野川が流れる由布市湯布院町の湯平地区に住む50代の男性は「近くに消防車や救急車が止まっていて、消防のレスキュー隊員とみられる数人が川の中を見ていたので何かあったのかな、おかしいなと思いました。3年前の豪雨ほどではありませんでしたが、川は増水していました」と話していました。

現場はJR湯平駅から南西に3キロほど離れた田んぼや住宅が点在する地域で、警察や消防が2人の捜索を進めています。